「世界を創る」という魔法に惹かれて

子供の頃からゲームが大好きでした。でも、自分がゲームを作るなんて、選ばれた天才にしかできない魔法だと思っていました。 「猫が主人公の冒険がしたい」。そんな純粋な動機を形にするために、私はAIという魔法の杖を手に取りました。Unityという巨大な迷宮に、非エンジニアの私が足を踏み入れた瞬間です。

「世界を創る」という魔法に惹かれて

敵に「命」を吹き込む難しさ

一番苦労したのは、敵キャラのAIロジックです。単に追いかけてくるだけでなく、「視界に入ったら追いかけ、見失ったら探しにいく」という動きをさせたい。 「敵に目がついているみたいにしたいんだけど、どうすればいい?」そんな私の抽象的な願いを、AIが複雑な数学(ベクトル計算)のコードに変換してくれました。初めて敵が私を追いかけてきた時、怖さよりも「動いた!」という感動で胸がいっぱいになりました。

ロジックという名の、見えない迷路

フィールドでのエンカウントシステムや、画面が切り替わる瞬間の処理。裏側では膨大なロジックが動いています。 「猫が草むらに入ったらバトルが始まるようにしたい」。AIと一緒にコードを書き足し、エラーが出るたびに二人で頭を抱え、解決策を探る。その時間は、まるで本物の開発チームで働いているような、最高に刺激的な体験でした。

「完成」のその先に見えたもの

できあがったゲームは、まだ小さな世界かもしれません。でも、そこには私が込めた想いと、AIの知性が融合した「命」が宿っています。 「作れない」と決めつけていた過去の自分に、この猫の冒険を見せてあげたい。次はもっと広い世界を、もっと面白い仕組みを。私の冒険は、まだ始まったばかりです。